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シズル感とは何か

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シズル感という言葉が最近様々なところで紙面を賑わせています。聞きなれないシズルという言葉は、日本語かとおもいきや英語sizzleからきています。

シズル感とは何かをお伝えするのに言葉は必要ありません。

シズル感
出典:ステーキハウス COOK BARN様より。

いかがでしょうか。美味しそうですよね。ジュ~っと音が聞こえてきそうで、思わずお腹がぐ~っとなりそうですよね?これがシズル感です。英語でsizzleはじゅ~っという音です。グーグル翻訳でも「しゅーしゅー」と訳されます。単純な話なのですが、美味しそうなものと、それなりのもの、お値段があまり変わらないならあなたはどちらを選びますか?聞くまでもありませんよね。

ただ、それが出来ている会社がどれだけあるかと言われると、これが実は非常に少ないのです。

すっぱい梅干しを想像するとだれもが口いっぱいの唾液であふれますよね?人間はこうしたスイッチをたくさん持っています。それは生き残るための本能でもあるのです。美味しいものを見分ける本能のスイッチを押せば、人はそれが魅力的に思え、すぐにでも食べたいと思うようになります。

シズル感などという分かりづらい言葉などは必要なく、「音と香りがしてくる努力」をすれば良いだけです。
なぜビールのCMの缶には水がたくさんついているのか、なぜハンバーガーのCMはパテを焼くシーンが中心となるのか、なぜステーキの番組では肉汁にクローズアップするのか、すべては音と香りを消費者の頭のなかに漂わせるため、スイッチを押させるためです。

最近このシズル感という言葉が「新鮮さ」という意味を持ち、別方向にひとり歩きしているようですが、考え方の根本が、「いかに手に入れたイメージを植え付けるか」という事で、今や食品関係を超える分野でシズル感が使われる事もあるので注意が必要となっています。厳密にはシズル感=ステーキの美味しさを表現したもの と覚えておきましょう。

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