新入社員の心得

新入社員の注意すべき言葉遣い10選

入社したばかりの頃、特に気を遣うのは敬語ではないでしょうか。まずは安心して下さい!完璧な敬語をマスターしなければならないのは国語教員か国家公務員くらいでしょう。よほど気にする方を相手にしない限り、丁寧語レベルでも十分です。ただし、以下の言葉は出来れば修正してください。

新入社員がミスしがちな言葉遣い

ご苦労様でした

会社で「ご苦労様です」を使うシーンは無いと思って忘れましょう。会社で相手をねぎらうときは「お疲れ様です」を使います。

ご苦労様でした。 お疲れ様でした。

こちらになります

テレビ番組であるタレントさんが一時期しきりに語っていたため、瞬く間に全国に広まった厳しい目。「~になります」と言われると、目の前で今まさになろうとしているようだと皆が気づく事になりました。「レシートになります」「ハンバーグになります」といった具合です。そのため、「こちらになります。」ではなく「こちらでございます。」「こちらです」としましょう。

こちらになります。 こちらでございます。

わたくし的には

学生時代に多用、いえ、乱用する言葉の一つが「わたし的」です。「部長的にはどういうお考えですか?」「お客様的にはご満足かと存じます。」「自分的には問題ないかと思います」。「的」をつけることによって、語感が良くなる気がしますし、なんだか丁寧だと感じるでしょうが、これはれっきとした若者言葉です。「私的には」ではなく、「私としましては」としましょう。

私的には。 私としましては。

了解です

了解しました。これまではあまり気にされていませんでしたが、近年気にする上司が増えている印象を受けます。「了解です」「了解しました」は軍隊用語と言われており、不適当とされる場合があります。「了解しました」を少しずつ「承知しました」「かしこまりました」という言葉に言い換え、慣れるようにしましょう。

了解です  承知しました。かしこまりました。

よろしかったでしょうか

上司が違和感を感じる用語の一つに「よろしかったでしょうか」があります。勝手に過去形にしてしまうことはよろしくない。「これでよろしかったでしょうか」ではなく、「こちらでいかがでしょうか」としましょう。注意が必要なのは「よろしいでしょうか」の言い回しです。相手が対等な立場であれば「よろしい」を使用しても良いとされますが、相手が目上の方には失礼となる場合が起こります。

よろしかったでしょうか いかがでしょうか

資料のほうをご覧ください

これも語感が良いために多用される「のほう言葉」です。「私のほうでやっておきます」「部長のほうに回してください」「お茶のほうお出しして」。これらは無意味な日本語の代表格ですので、方向を指し示す以外には使用してはいけません。間違えても目上の方に対して使用しないように注意しましょう。

資料のほうをご覧ください 資料をご覧ください

そうみたいです

「みたいな言葉」は、つい使ってしまいがちです。「競合みたいなものでしょうか」「会社みたいなものは」「私みたいな若者に」のような、みたいな言葉は軽く見られてしまいます。言葉に社会人らしさを持たせるには「のよう」と置き換えましょう。「競合のようなものでしょうか」「そのようです」のように言うとビジネスマンらしくなります。

そうみたいです そのようです

とか

私生活では「とか」は良く使いますが、ビジネスシーンにはNGです。「釣りとかカラオケ行こう」「私とか特に目立つから」のように気軽に使いますが、こうした気軽さは不必要です。「従来のコピー機とかプリンターではダメなのです」ではなく「従来のコピー機やプリンター」。「私とかに任せて頂けるのでしょうか」ではなく「私に任せて頂けるのでしょうか」など、言い回しに気をつけましょう。

とか ~や~

忘れました

これは最初のうちは良いのですが、子供っぽさを感じてしまうので、「失念しておりました」のほうがビジネスマンにふさわしいでしょう。

忘れました 失念しておりました

してもらう

「してもらう」という意味合いもまた、子供っぽさを含んでいます。「~していただく」としましょう。同様に、「~してもらいたい」という時には「~していただけますか?」としましょう。

してもらう していただく


いかがでしょうか。言葉遣いは問題ありませんか?完璧ですというあなたもご用心。臨機応変という言葉を差し上げます。ビジネスシーンだから丁寧に、敬語でと思うのも大事ですが、常に堅苦しい言葉を使うのも「とっつきにくい奴」「お堅い人」というレッテルが付くことも。何事もバランスが大事なので、近い上司や先輩、仲の良いお付き合い先と談笑するシーンでは、少し柔らかく接するようにしたいところです。このサイトだってお堅い言葉じゃ読みづらいでしょ?それと同じです。あなたらしさも同じように大切ということを忘れないでくださいね。