資産と負債と資本と利益

資産と負債と資本と利益、費用と収益。会社の経営には特有の言葉があり、新入社員は特に馴染みにくいかもしれません。会社の仕組みを理解するという意味でも簿記3級程度を勉強するのも良いでしょうが、簡単にここでも説明したいと思います。

資産とは、会社の財産です。現金や預金の額、相手に貸しているお金や建物、商用車などが会社の資産です。あなたの使う会社のボールペンも資産です。
負債とは、借りているお金です。手形の額や、銀行や役員から借りたお金、購入して支払いしていない額です。

資本とは、出資されたお金です。積み立てたお金も資本になります。

利益とは、会社の売上からかかった費用を差し引いた額です。

費用とは、会社が支払った金銭のことです。

収益とは、会社が受け取った金銭のことです。

資産=負債+資本 これをまとめた表を貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)といいます。これは常に左右対称の額であるため、バランスがとれている事から「バランスシート」と呼ばれています。実務ではBSと呼びます。
収益-費用=収益 これをまとめた表を損益計算書(そんえきけいさんしょ)といいます。PLと呼びますが実務では損益計算書のほうが良く使われます。

これらは良く「会社の家計簿」と言われるものです。日々付けなければ忘れてしまい、使途不明金で頭を悩ませる事になります。曖昧につける事をどんぶり勘定ともいいます。

さて、あなたのそばで会計担当者が居るなら、「山田さん、ボールペンの勘定科目ってなんだっけ?」という会話が稀に飛び交う事でしょう。会社はその活動によって得た収益に応じて税金を納めます。これは税務署に対して納税するのですが、法人は貸借対照表と損益計算書の提出が義務付けられています。そして、その貸借対照表の項目、損益計算書の項目も細かく指定されています。この項目を勘定科目(かんじょうかもく)といいます。

例えばボールペンは消耗品費であり、パソコンは備品です。ロッカーも備品で自社ビルは土地建物、というように、すべて細かく指定されています。出張費は旅費交通費で、お土産は接待交際費ただし5000円までしか認めません、という形です。これらはインターネットで簡単に調べる事ができます。必要な時にはぜひ検索を。

さて、経営の目的とは利益追求にほかなりません。また会社は大きくしなければいけません。これは資産を増やす、収益を上げる、という事です。一方で費用を下げる事や負債を減らすことでも実現可能です。新入社員にできる事としては、誰よりも経費を使わない、とくに備品を無駄遣いしない事でしょう。コピー機も1枚印刷するごとに費用がかかります。家庭用プリンターとは違いますから、ミスしないように注意しましょう。ボールペンやノートは公私混同しないこと。出張はできるだけ安いホテルと移動手段にすること。必要ない残業はしない事です。

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