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第22問
近年、クラウドサービスが台頭し、自社システムからクラウドサービスに移行する動きが活発になりつつある。クラウドサービスは中小事業者にとっても有益であるが、その利用のためには様々な課題について検討しなくてはならない。クラウドサービスやその利用に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア クラウドサービスにおいては、情報セキュリティの確保が重要になるが、独立行政法人情報処理推進機構ではクラウドサービスの安全利用に関する手引きを出している。

イ クラウドサービスの利用料金の多くはサービス内容に応じて異なるが、使用したデータ容量では異ならないので、コストの視点から大企業の多くがクラウドサービスを利用し始めている。

ウ パブリッククラウドの形態には、SaaS、PaaS、IaaS、DaaS などがあり、いずれもアプリケーション、ミドルウェアOS、ハードウェアが一体化されたサービスとしてエンドユーザに提供される。

エ オンプレミス型クラウドサービスとは自社でインフラを持たずクラウド事業者からサービスの提供を受ける形態をいい、ホステッド型クラウドサービスとは自社でインフラを持つ企業内クラウドの形態をいう。

クラウドサービスはますます脚光を浴びています。アマゾンでも企業/個人向けにサーバー環境のクラウドサービスを提供しています。また会計サービスもクラウド化されるなど、今やクラウドを使って、持たない経営を推進することは有効な手段になりつつあります。

利用料金はサービス提供内容によって様々ですが、例えばデータ容量を利用した分だけ支払いをすれば良いものも多々あります。月額制も多いので、都合に合わせたクラウド利用が可能です。

クラウドサービスには、プライベートクラウドとパブリッククラウドの2種類があります。
プライベートクラウドは企業が自社内でインフラを用意する形態、パブリッククラウドは誰でも利用できるサービス提供クラウドサービスを指します。

パブリッククラウドには、アプリケーション、ミドルウェア、ハードウェアの機能を提供するサービスがあり、それぞれに特化したものも多々見られます。

物理的なシステム構築の必要がない分、セキュリティをいかに確保するかが重要となります。情報漏洩に対してどこまで対策を打つ企業なのか、クラウドサービスを受ける前にしっかりと確認する必要があります。