第23問
多くの情報機器を用いて業務を行わなくてはならない状況が進展しつつある中、 そのエネルギー消費や機器の廃棄などで環境への配慮が重要な課題となりつつあ る。環境問題への対応に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア EuP(Energy-using Product)とは、エネルギー使用製品に対して環境配慮設計を義務づけるわが国独自の規制のことである。

イ IT 機器自体の省エネを Green by IT、IT を利活用した社会の省エネを Green of IT といい、グリーン IT 委員会(JEITA)はそれらを導入した場合の省エネ効果を試算している。

ウ PUE(Power Usage Effectiveness)とは、データセンターやサーバ室のエネルギー効率を表す指標で、企業全体の消費電力をデータセンターの消費電力で除算した数値である。

エ ホワイトデータセンターとは、電力消費を低減するため雪氷熱を利用するデータセンターである。

情報部門の省エネルギー問題も年々注目度が大きくなってきています。
経済産業省ではGreen of ITとGreen by ITを推奨していることも知っておかねばなりません。これはGreen ITというIT機器の導入、運用、廃棄に至るまでを含めた環境への負荷を減らすための包括的な考え方に基づくものです。

Green of ITは、ITそのものを省エネ化させましょうというものです。一方Green by ITはITを活用して省エネを推進しましょうよというものです。

Green of ITは、データセンター自体のCO2排出量を削減させたり、節電性能の高い機器を優先的に導入することなどが含まれます。一方Green by ITはペーパーレス化の推進であったり、IT活用による物流改善なども含まれます。

とりわけデータセンターのグリーンIT化には強い関心が寄せられています。それはデータセンターが大きなエネルギーを消費するものであるからです。

そこで定められたのが、世界的な包括基準となるDPPE(Datacenter Performance Per Energy)で、下記の4つの指標が作られました。
PUE = Power Usage Effectiveness (ファシリティのエネルギー効率)
REF = Renewable Energy Factor (再生可能エネルギー利用率)
ITEE = IT Equipment Energy Efficiency (IT機器のエネルギー効率)
ITEU = IT Equipment Utilization (IT機器の利用率)

ファシリティとはこの場合データセンターを指します。データセンター全体の消費電力 / データセンター内のIT機器の消費電力で求めることができます。

また近年では、外気を利用してサーバを冷却させる方法も使われています。特に寒冷地で有効とされており、寒い季節は外気冷却、また雪氷熱エネルギーで冷却させる方法も開発されています。構想では、サーバから放出された熱をビニールハウスの暖房に流用することも可能とされています。

EuPは家庭用およびオフィス用電気電子機器の待機モードとオフモードの電力消費についての環境配慮設計要求に関する実施措置と言われるもので、EUが発行したものです。

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