第17問
サーブリッグ分析で用いられる記号は、次の3つに分類される。
第1類:仕事を行ううえで必要な動作要素
第2類:第1類の作業の実行を妨げる動作要素
第3類:作業を行わない動作要素
下表は、「部品容器から左手で取り出した部品を右手に持ち換えた後、ある定められた位置に部品を定置する動作」をサーブリッグ分析したものである。この動作の中で第1類に分類される左手の動作要素の数と右手の動作要素の数の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
部品を取り置く動作のサーブリッグ分析の結果
解答群
ア 左手:3個 右手:2個
イ 左手:4個 右手:3個
ウ 左手:5個 右手:4個
エ 左手:6個 右手:5個
サーブリック分析
サーブリック分析は作業を行う動作を記号化させたもので、微動作分析とも呼ばれます。
分析をおこなうことで、無駄な動作を見つけ、効率的な作業をおこなう事につなげる目的があります。
分析は3つの分類によりおこなわれます。
第1類…腕を使い作業に必要不可欠な動作
第2類…視聴覚や頭脳による動作
第3類…無駄な動作
今回左手の動作で第1類となるのは、「手を伸ばす」「つかむ」「運ぶ」「離す」「手を戻す」の5つ。
右手の動作で第1類となるのは、「つかむ」「運ぶ」「離す」「手を戻す」の4つ。
以上の事からウが正解となります。