平成28年運営管理

GTIN設定の問題 | 運営管理H28-41

第41問
流通システム開発センターが定める「GTIN アロケーション(設定)ガイドライン (2009 年版)」によると、個々に GTIN を設定すべき要素として、最も不適切なもの はどれか。
ア 商品の正味量
イ 商品の等級
ウ 商品の販売店舗
エ 商品ブランド名
オ 商品名

GTIN設定ガイドライン

GTIN設定ガイドラインはこちら

GTIN(ジーティン)は商品識別コードで、集合包装用商品コード、JANコード、UPCコードの総称です・

サプライチェーン上のすべての商品に対して付けられる国際的なバーコードで、取引単位ごとに付けるルールがあります。

出典: 一般財団法人 流通システム開発センター 標準化活動より 

今回の問題で問われているのは商品アイテムコード、GTINの情報です。

結論から言えば含まれないのは、ウの「 商品の販売店舗 」です。GLNと混同しないようにしなければなりません。

GTINの設定は取引単位

商品識別コードは、消費者がレジで買う単位、事業者がメーカーから買う最小単位でつけられます。

したがって、1個単位、1箱単位、1パレット単位でそれぞれGTINが割り振られます。

商品1個単位であっても、商品名やブランド、色や味、内容量などに違いがあれば、それらは別のGTINをつけなければなりません。

ただし、例えば中身も商品名も変わらないがクリスマスパッケージになるなど期間限定で変化がある場合や、試供品が付くだけの場合などは既存のコードのまま使えます。

2019年1月からは、使われなくなったGTINの再利用が禁止になっているので覚えておきましょう。

GTIN再利用禁止の説明ページ