平成28年経済学

資金循環統計に関する問題 | 経済H27-2

第2問 下図は、日本銀行「資金循環統計」より、各年度末における各主体の資産・負債差額(資産から負債を差し引いた金額)をグラフにしたものである。a〜cは、家計、一般政府、非金融法人企業のいずれかにあたる。家計と非金融法人企業にあたるものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

解答群
ア 家計:a 非金融法人企業:b
イ 家計:a 非金融法人企業:c
ウ 家計:b 非金融法人企業:a
エ 家計:b 非金融法人企業:c

資金循環統計の2018年

2017年10~12月期の資金循環統計で、家計が保有する金融資産の残高が1880兆円に増加したというニュースが流れましたが、資金循環統計はあまりニュースで見かけることはありません。

日本銀行によると「資金循環統計とは、わが国における金融機関、法人、家計といった各部門の金融資産・負債の推移などを、預金や貸出といった金融商品毎に記録した統計」という定義がされています。

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjexp.pdf 日本銀行より

日本銀行のウェブページではこうした情報は開示されており、誰でも閲覧が可能になっています。

2017年12月末での資金循環統計ですが、家計が1880兆円の資産に対して320兆円の負債なので1560兆円のプラス収支。
民間非金融法人では1266兆円の資産に対して1859兆円の負債なので593兆円のマイナスです。

こうした、誰がこの瞬間にいくら持っているのか、誰からいくら借りているのか、買っているのかを示すものが資金循環統計で見えてきます。

年代の差がありますが、この2013年時点での統計からはアが正解となっています。