マーケティング

販売チャネルを細分化する

販売チャネルは大きく分類することが良くありますが、実際には細分化できるだけ細分化することが重要です。

例えば良く「インターネットも販売チャネルに加えたい」という事が言われますが、インターネット上でも様々なチャネルが存在します。
ヤフーショッピング、楽天市場、アマゾン。代表する大手企業でみてもそれぞれに顧客層を持っており、どこか1社を使えばインターネット上のすべてのお客様にリーチ出来るということではありません。

ましてやウェブサイトを独自で作ったからと言って、すべてのニーズを満たせるということはありません。

管理の手間がかかってでもカバー出来るようであれば、ヤフーショッピング、ヤフオク、楽天市場、アマゾン、独自サイトとすべてのチャネルで漏らす事なく囲い込む事が重要であることも1つの事実なのです。

ネット以外の販売においてもこれは同じで、特に昨今はポイント制や電子マネーの普及によって、自分のポイント対象、また対応する電子マネーが扱える店舗しか利用しない流れができつつあります。

各電子マネーや対象ポイントを持つ企業が囲い込んだ顧客をターゲットにして行くには、それぞれのチャネルを分析する必要が出てくるでしょう。

重要なことはそれぞれの販売チャネル毎にしっかりと売上計画・利益計画が立てられているか、ということです。目標販売数や目標顧客数をしっかりと管理していく事。またそれぞれのチャネルで獲得できた顧客に対して、継続的に自社製品の情報を受け取ってもらう仕組みを作る事が、繁盛の近道となります。