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財務会計H28-3 | のれんとは?|新入社員でも分かる経営学
財務・会計

財務会計H28-3 | のれんとは?

第3問 のれんに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 「中小企業の会計に関する指針」では、のれんの償却を行わないとしている。

イ のれんとは、被合併会社から受け継ぐ総資産額が被合併会社の株主に交付される金額よりも大きいときに計上される。

ウ のれんの償却期間は最長5年である。

エ のれんはマイナスの金額になることもあり、その場合、発生時の損益計算書に特別利益として計上される。

のれんとは?

のれんは無形固定資産で、貸借対照表上の勘定科目です。

のれん(暖簾に腕押し、の暖簾。お店をくぐる時の布)は、本来お店のブランドを表すものです。企業には必ず信用力や収益力があります。こうしたブランドは目に見えませんが、のれんを掲げることで人は信頼し、お金を落としてくれます。「のれん」はどの企業にもあるものです。

ただ、「うちの会社はブランド力があるからのれんは1兆円の価値がある!」と言われても、それは適正評価とは言えません。のれんは客観的に評価されるべきものです。そのため、のれんを自己創設することは禁止されています。

のれんが勘定科目として貸借対照表に計上されるのは、M&Aが実施された時です。
買収金額が被買収会社の受入純資産(時価)の額を上回った場合に、のれんとして計上されます。

会社を買収する際に、相手会社の資産と負債はそのまま引き取る形になります。その際、買収額が高ければ、買い取る総資産に比べて、負債と買収によって増加する資本金の合計が増えることがあります。その分だけが「会社の目に見えない価値(のれん)」ですよ、ということになり、差額をのれん計上するわけです。

もちろん買い取る総資産よりも負債と資本の合計が少なくなることもあります。それは負ののれんと言われます。

これらのれんは、通常貸借対照表に記載するものでは無いことから、発生した場合においても20年以内に償却する必要があります。

以上の知識で問題を見てみると、
アは、償却する必要があるので不適切。
イは、負ののれんもあるため不適切。
ウは、償却期間は計上後20年以内なので不適切。
エが正解となります。